その一つ「奥只見ダム」に、昨日行ってきました。
行きは福島県側からのアプローチでしたが、これがスゴかった。
世に言う「酷道」でしたが、延々50kmほどクルマ1台程度の道幅で、片方はガケなつづら折りを堪能しました。
もう峠道はいい、お腹いっぺーだ。

ほぼ全景
堤高157mの日本一の重力式コンクリートダムです。

天端には駐車場から遊歩道か、このモノレール(?)で登ります

堤長400m越えの天端。
残念ながらエレベーターやクレーンのある側には行けません。

157mから望む下界。落ちたら安楽死ですね。

長さ高さともスケールの大きなダムです。
ここに匹敵するのは田子倉ダムや黒部ダムとか、特Aクラス(?)な面々でしょう。

静かに水をたたえる奥只見湖、またの名を銀山湖。
現時点、日本一の貯水量です。
もうじき完成する「徳山ダム」に、貯水量が抜かれてもその雄大さは変わりません。
あいにくのお天気でしたが、紅葉の見頃まっただ中で、しばし時がたつのを忘れるほどでした。
天端、ダム湖見物の後、奥只見ダムのPR施設の「奥只見電力館」。
ここの館長や職員さんは非常に良い方達で、おみやげは頂けるは解説してもらえるはと、物好きにも手抜かり無し。
やるなあ、J-POWER
展示施設の奥只見ダム建設の歴史のVTRなんかは、リアル「プロジェクトX」で、思わず感動でした。
ああ、この感動を誰かとわかちあいたい!

おー、すごいなー。
すみません、おたく丸出しで。
帰路は全長22kmのうち18kmがトンネルな、「奥只見シルバーライン」を走破。
行きは途中から合流したのですが、トンネルはもういい、お腹いっぺーだ。
その後、小出から只見に抜けたので、お腹いっぱいな峠道をまた数十km程度堪能でした。もういい。